『産後ママの心と体がらく〜になる本』を読んで
『産後ママの心と体がらく〜になる本』大原由軌子
メディアファクトリー(2009)
ちょっと古い本ですが、タイトルにびびっときたので読んでみました。
ちょうど今日は年明け最初の妊婦検診(37w4d)。
「赤ちゃんの頭が降りてきているね」と先生に言われたものの、子宮口はまだ1cmしか開いていないそうで、子が出てくるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
ここ数日、年賀状に「子供がもうすぐ生まれる」と書いたのをきっかけに、去年出産した会社の同期とやりとりをしています。
それがまぁなんと、私を心配してくれているのはありがたいのですが、どうも育児に苦労しているみたいで、出産後の不安を煽るような内容のオンパレード。
さすがに少し怖くなってしまいました。
同期は、こんなことをアドバイスしてくれました。
・一日3時間睡眠しかとれない中、ひたすら大泣きする赤ちゃんの世話は本当に辛い。
・母乳育児の場合、出具合が悪い場合一日の大半が授乳になる。そうすると自分の食事やトイレすらままならない。
・新生児は満腹中枢が未発達のため、飲んでも飲んでも泣くし、挙句飲みすぎて吐く。
・母乳を出すための愛情ホルモンは急に攻撃に転じやすくなるホルモンのため、些細なことで悲しくなったりイライラする。
もうなんか暗い未来しか見えません…。
この本を手に取ったのも、そんな同期からのアドバイスをなんとか自分なりに消化したいと思ったからだと思います。
結果として、読んでよかったと思います。
初めて知るような内容もあり、産後への心の準備になりました。
たとえば、楽な授乳の姿勢について写真付きで解説してくれています。
無理のある姿勢で授乳を続けると、肩こりや腰痛、腱鞘炎の他、おっぱいが垂れたり、お腹がたるむ原因にもなるので気をつけたいと思います。
リフレッシュの仕方。
先輩ママのクチコミ
「とりあえず平日はがんばり、夫が休みの日は夜中の授乳一回をミルクにしてもらい、その間爆睡!」
この作戦、私もとらせてもらおうと思います!
それからうちは早くから保育園に預ける予定なので、混合にしようと思っていたのですが、お母さんがおっぱいとミルクと両方をあげると乳頭混乱を起こすそうです。
ミルクはお父さんやおばあちゃんなど(要はお母さん以外の人)があげるときだけにすると、赤子も理解するそうです。
それからこのページを見て
やっぱりこの三種の神器は欠かせないんだ!と確信。
以前このエントリを書いた頃は、うちにはルンバしかなかったのですが
その後夫と相談し、ミニサイズではありますが食洗機をなんとか導入しました。
そのエピソードについてはまた後日。
産後の体の痛み、心の変化、母乳、睡眠、夫との関係、体型の回復、仕事、お金のこと…イラスト付きで項目別にシンプルに分かりやすくまとまっていて、さくっと読み終わりました。
夫も読んでくれたのですが、1時間くらいで読みきっていたように思います。
この本を読んだあと、夫婦ふたりで産褥シッターの利用登録もしました。
万端とは言えませんが、準備は着々と進んでいます。