整理収納アドバイザー2級認定講座を受けました

整理収納アドバイザー2級認定講座を受けてきました。

 

もともと片付けは好きな方。

独身だった頃は、こんまりさん(※1)の本を読んで部屋はわりとすっきり。

物の数も少なかったと思います。

※1 言わずと知れた、近藤麻理恵さんの名著「人生がときめく片づけの魔法」

 

ところが、結婚してからは自分の裁量で物が減らせず、

片付けに対するモチベーションも

部屋の状態に対する満足度も、少しずつ下がっていってました。

夫は物が多い方ではないと思うけど、私からしてみたら処分してほしいものがいくつかあります。

でもそれは夫が必要と思って購入したものなので、私の一存で処分はできないし

「処分して」とも言いにくい。(言ったところで処分するとも思えない。)

 

こんな状況を打開できる何かヒントが得られるなら…と思い、受講した講座ですが、

結論から申し上げますと、

 

「片付け、やってやろうじゃん」

 

という気持ちになりました。

はい、絶望的に狭い我が家でも、なんとかしてみよう、とお尻に火がつきました。

そうです。思えば同棲当初はゆるりさん(※2)の本を読んで、ミニマリスト目指してた二人です。

※2 捨て変態こと ゆるりまいさんの「わたしのウチには、なんにもない。」シリーズ

夫婦でこの狭くて古いおうちを、なんとか快適に過ごせるよう少しずつ改造していきたいと思います。

 

さて、以下は講座で学んだことや、新たな気づきについて、簡単にまとめてみます。

講座は、このテキストに沿った内容のスライドをみながら進めていきました。

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これ、まだちゃんと読んでいないのですが

講師の方はプロとなった今でも月に一度は読み込んでいるんだとか。

私もバイブルとなるくらいまで読み込んで、整理収納マスターになれるよう頑張るぞと思った次第です。

 

①整理と整頓の違い

整理とは、”いらないものを除くこと” という意味があるそうです。

やっぱり片付けの基本は捨てることからですね。

こんまりさんも、まずはときめく・ときめかないで持ち物を判別することを推奨しているし

空間を広く使うには、断捨離しないと始まらないということですね。

 

②整理をすることによって生まれる効果

以下の2つの側面から説明がありました。

経済的効果:2度買いや無駄買いを防げる。片付いていなかった敷地に対して払っていた家賃や土地代が浮く。

精神的効果:意欲やモチベーションにつながる。コミュニケーションの助けになる。人を招ける。

 

③基本領域図

モノと人との関係を4つの領域に分けて理解します。

図を載せてしまうと著作権の侵害にあたると思うので載せませんが

要は、しまいっぱなし、あるいは不要なモノを溜め込まないで

身の回りはよく使うものだけにしておきましょう

頻繁に使わないけど必要なものは、いつでも使えるような状態にしておくのが良いですよ

ということです。

 

④動作・動線にかなった収納

よく使うものから順に、基本の置き場所は

中>下>上

ただし例外があって、子供が小さいうちはその少し上がゴールデンゾーン。

中よりやや上>上>下

という感じかな?下はあまり使わないものを入れて、ロックをかけましょう、と。

 

⑤使用頻度別収納

使用頻度を5段階に分けて収納します。

面白いなと思ったのは、例外として使用頻度6ボックスを作ってみましょうというもの。

使わないけど、不要なものじゃないものをボックスに入れて

一年に一度見返してみましょう、

思い出の再確認にもなるし、その都度クリーニングできますよ、とのこと。

なるほどねー。思い出のものって捨てられないけど、こういう方法は新しいかもね、と思いました。

 

TIPS

・ヨックモックの缶は真四角なところが、とらやの羊羹の箱は硬くて収納によい。

・洋服は増えていくものなので、100%パンパンに収納しちゃダメ。80%くらいにしておく。

・カバンの中にゴミが溜まらないように、お菓子やガムはジップロックの袋に入れて持ち歩く。ゴミが出たらこの中に入れる。

・イノマタ化学のキッチントレースリムは菜箸やおたま、キッチンバサミなどを入れるのにちょうど良い。キッチンの引き出しとサイズが合えばぜひ。

・ウォークインクローゼットと壁面タイプのクローゼットなら、後者の方が収納は広い。

・土鍋は重くて危ないので、上に収納するのはNG。

・保管と保存の違い。保管の対象は、いつか処分するかもしれないもの。保存の対象は、半永久的にとっておかないといけないもの。

 

講座は、講師の方の個人的なエピソードなど織り交ぜながら

受講者の収納に関するお悩みにもアドバイスをしてくださり、

別の日に違うメンバーでこの講座を受けたらそれは全く違うものになりそうな、

”この日だけのオリジナルな講座”という感じがしました。

やっぱり高いお金払ってるからでしょうか、講師の方も色々工夫されてるのでしょうね。

 

途中グループワークが3回ありました。

みんなで意見を出し合いながらテーマに沿って議論をし、チームごとに発表。

なんかこの感じ、懐かしい。

社会人になるとこういうのって、研修くらいでしか体験できないから、久しぶりだなぁ〜と楽しんじゃいました。

最後にまとめテストを受けて、提出。合格していれば、1ヶ月後に認定証が郵送されるそうです。

ちゃんと合格しているといいなぁ。